#なびるな世界一周 へ行く〜第4話エジプト編〜

#なびるな世界一周

 やってきたぜ城之内くん!!!

 

 こんなハイテンションからお送りしている360°動画がもうアップロードされているかはわからないけど、殺伐系RPGソーシャルネットゲーム「Egypt」始めていくよー!!!

 

 

 さて、今日から始まる超世界観が壮大ですごいと噂の新ソシャゲ「Egypt」、ボクもブームに乗り遅れないようにはじめていくか〜。

 

−フライト時間が17:55から20:55に変更になりました。

 

 さ……早速、メンテに入っとるーーーーー!!!!

 このゲーム大丈夫か?いや、まぁメンテで配信が遅れるなんてよくある話や、ちょっっっとおじさん、カッフェにでもいって優雅に時間過ごしたろ。なぁに、家に籠もるくらいならカッフェにいる方がメシもコーヒーものみほで快適っちゅうもんやで!!!!

 

−ラウンジで3時間が経過。

 

 よっしゃ次こそ、はじめたるで。このゲートっちゅうところからはじめりゃええんやな、ほれ。

 は……はじまらへん。どないこっちゃ……。ぐるぐるが消えへん……。鯖落ちか?

 もう20分しかあらへんぞ……このゲーム大丈夫か。

 

−20:35、やっと飛行機への入場がはじまる。

 

 お、なんとか入れたな、ちゅうことはリリースはちゃんとやるんやな、よかったよかった。

 

−22:30、カイロ空港着。

 

 おお、チュートリアル複雑やんけ。

 やる気なくすなぁ、なんや運営の態度悪くないか?

 まぁ、ええわ。お、初期キャラがもらえるんやな?どれどれ。

 

−23:30、送迎の車来ず。

  

 もらえへんやんけ!!!

 いくらタップしたって受け取れへんやんけ!!!どないなっとるんやほんま!!!

 え?なになに?配信開始がメンテで3時間遅れたので、初期キャラ配布はさらに2時間遅れます?

 おかしいだろ!!!絶対、伝達ミスだろ!!!2回連絡が被ったやつだろ!!!

 

−夜中2:00、送迎の車来ず。

 

 配布されねぇじゃねえか!!!!どうなってんだよ、このゲーム!!!運営がユーザー舐めすぎだろ。

 もうええわ、とりあえずガチャ回すで。

 え?なになに?ガチャによってゲームデータが破損する恐れがあります????

 

−仕方がないのでホテルの場所を知っていると言い張る流しのタクシーを拾う。※エジプトのタクシーは危険。

 

 た……頼む。

 当たってくれ……、え、課金石なら排出確率アップ???

 もう、なんだってええわ!!!まともにゲームさせてくれ!!!

 

−事前交渉の結果、割高な料金だと思いながらも深夜2時、他に手もなくタクシーに乗り込む。

 

 た……頼む。

 最高レアとは言わない、せめて使える性能のキャラを……を……? 

 

−タクシーの運ちゃんが正しい行き先をカーナビに入れる。

 

 確定演出だーーーー!!!

「OK!Be careful,my friend.」

 し……信じていいんすか???

 

−夜中3時、路地裏に連れ込まれることなく、遠回りすることなくホテルに辿り着く。

 

 センキュー!!!センキューベリマッチ!!!

 

−熱い握手。

 

 

 とまぁ、こんな次第でこのEgyptってゲームはこのあとも散々、UIのクソさと運営の態度の横柄さが目立つ、間違いなくクソゲーなわけだが、でも世界観は良かったんだよなぁ。

 ちなみに我々は国に入れない、または目的地に辿り着けないことを敗北と定義している為、この程度、精々引き分けと言えよう。旅をしていれば往々にしてあることだ。

 

 睡眠時間3時間の我々がまず、連れて来られた屈折ピラミッドと赤のピラミッドを見て感動のあまりあげた言葉が城之内くんだったわけである。

 UIのクソさを一瞬にして吹き飛ばす感動を古代エジプト人は与えてくれた。現代のエジプト人は何も我々に与えてくれない。過去作の遺産でこのEgyptというゲームは保っている。

 

 さて、散々な言い様ではあるが、観光以外でもちょっとした感動があった。

 ラムセス2世の像を見学していたときの話である。

 インドから観光に来ていた老夫婦に話しかけられた。

「ニホンジン?(カタコト日本語)」

「はい、そうです」

「ニホンニスンデイタコトアルヨ」

「へぇそうなんですか」

「リュウガクシテタンダ、○○ダイガク」

 !?!?

「ボクも○○大学です」

 そう、なんとボクの母校だったのである。

 はえー、そんなこともあるんだなぁ……。

 そういえば、ウチの大学、イスラム教系の留学生多かったっけか。うちの学部にも被ってる系の女の子いたなぁ。

 などと物思いに耽りながらちょっと歓談し、別れを告げた。

 なんだ、エジプトでの交遊も捨てたもんじゃn……、違うわ、これはエジプト以外の者達の交遊だわ。

 

 しかし、何度も言うようにエジプトの世界観は最高で、はじめに行った2つのピラミッドもサッカラのピラミッド群も、ギザのピラミッド群も最高だった。大体、遊戯王のせい。

 

 

 最後に、ボクはエジプトに対してまことしやかに囁かれている謎についてガイドさんに尋ねてみることにした。

 なんの謎かって?それは読者諸君も気になって仕方がないあの謎だ。

 

 往々にして自国のメディアというのは自分の国をよくみせようと誇大に表現をしようとする傾向にある。

 だかアレの真偽のほどを確かめる義務がボクにはあるのだ。

 

「エジプトではどのような日本の文化が有名なんですか?」

 

 自国の文化がどれほど知れ渡っているのか。それが気になるのは日本人としてとうz

 

「やっぱり、おしんですか?」

 

「おしんハエジプトデイチバンユウメイダヨ」

 

ニコライ「そうなの!?」

 

 やったぜ!噂は本当だったんだ!エジプトでおしんが人気すぎて視聴率が80%を超えたとか、子どもにおしんって名前をつけるってのは本当だったんだ!!!

 エジプトも捨てたもんじゃねえなぁ!!!

 みんなもエジプトに行く前におしんを履修して行くんだぞ!!!

 

 

 

【お詫び】

 我々は行く先々でチャンスがあれば、お世話になったガイドさんにお面の裏にサインをもらっていましたが、2日目3日目にガイドしてくれた考古学者からガイドに転職したという知性溢れるわかりやすい説明をしてくれたガイドさんに幾度となくチャンスがあったにも関わらず、サインをもらうことができませんでした。

 お相手の方がとてもインテリジェンスに溢れ、今も考古学を愛するエジプトで出会った中でもっとも紳士的な方であった為、恥ずかしくてお面を差し出すことができなかったのです。

 自分達がアホだと思われたくなったのです。

 ここに深くお詫びを申し上げます。

 社長のお面は日本の恥。

 

コメント

  1. lostzet より:

    有名観光地にいる地元人は大抵吹っ掛けてくるって聞きますよね。詐欺紛いの商売とか。
    それを差し引いても素晴らしい体験ができることを羨ましく思えます!

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